どもです。
toiaです。
参加できないと言っていたのですが、ちょっと無理をしてトッキュー8に参加してきました。今回はその内容と対戦をカバレージ形式でお届けしようと思います。
※大きな物語が省略されています。対戦相手の個人情報等は全て省かれているので、カバレージ形式であってもカバレージではありません。
ちょっと内容が多い上に、トッキュー8をやったことがある人にしか伝わらないような内容(具体的に言うと註1と註2)が一部あります。この文の真下にある目次の「6 決勝」のところをクリックorタップしていただければ、今回のtoiaがどうだったか一目でわかります。長いのを読むのが面倒という方々やトッキュー8を普段行わない方々はぜひともお試しいただければと思います。
目次
Toiaのステータス
まず記事へ移る前に、大会へ参加するToiaのステータスです。
・体力30%
→参加するためにちょっと無理をしてしまったためです。30%残っているのは数日前に体力を回復したその残りです。デュエルマスターズは机に座って行われるので、大抵の場合、勝ち上がるにつれて体力は上昇していきます。
・思考力75%
→体力が適度に下がると思考力が上がるタイプなので50%から75%に上昇しています。デュエルマスターズは思考の格闘技なので、基本的に対戦回数に応じて思考力は低下していきます。アドレナリンマックス状態になることもあるので、その場合は一時的に上昇します。現在は無理をしたことによる体力低下が思考力25%上昇のステータス上昇が掛かっています。
・カードへの知見45%
→基本的に新弾のカードを一度もすきゃっとハンド 使用していない段階では全ての能力を覚えて準備を整えても最大が50%になっています。一度対戦を行えば100%になります。初期値のマックスが50%というだけです。今回はカード早見にも書いたのですが絶十の研究が最後まで行われなかった(無理をしたため研究しきれなかった)ため5%減っています。
・状況リスク50%
→無理をした結果、いつもと違う状況なのでリスク値は高めです。
デッキ
次に、使用デッキです。長いので略称を使用しています。上からナンバリング順です。
絶十
コイザムライ
マッド/デーモン
シダース
蒸解
シャイニー/エッジ
遣宮艦/時御ブレイン
ルックス
ギタロー
ザブンプル
品紅/モモコール
マブルーク×2
ウラナー×2
イカリヤ
ハクヨン
キンゴーン
ツクっちょ
慈択×2
ケイビノ×2
破面の裁き
Lグランド
アッカイ
メギロン×2
コバンザ
ヴァイプシュ
ヴォビンゴ
グルーク
グリナイブ
スキャットハンド
ポリスワン
ララッタ
J-飛
たぴおか
オクラ
デンジャラストラップ
戦略的側面
圧倒的な光文明量に加え、欲しかった光Rが3種すべて揃いました。大当たりです。できるならばデミブラムも欲しかったですが高望みはしません。ちなみにデミブラムあれば超大当たりでした。
光R3種を軸に、数で押すコントロール気味のデッキになります。GGGは絶望的なのですが一応ララッタとJ飛は押さえているので可能性はゼロではありません。
デッキの威力でいえば上位30%には入るであろう強デッキです。デッキそのものの差で負けることはまずないと言って構わないと思います(フラグ)。
では、行きます。
緒戦
なんと手札がジャックポット状態。5枚中2枚が闇で3枚が光、しかも後攻初発のドローでグリナイブ。対する相手はマナ事故。光を3枚マナに置いているのに光のクリーチャーなし。
グリーグを召喚し、次ターンにグリナイブを召喚しての最速ビートダウンに移ります。
相手は増えた手札を使ってグリナイブを除去しますが、時すでに遅し。シャイニー召喚により手札が増え、さらに増えた手札からマブルーク&慈択。
最後はデーモンハンドからのメギロンを添えてのフルアタックで勝利。
初期手札が最高でした。さすが今弾の光Rは威力が高い。
ステータス変動(緒戦終了時点)
体力30↗50%(座っていたため上昇)
思考力75↘50%(体力上昇に伴い一時的なステータス上昇が無くなる)
カードへの知見45↗95%(実際の使用で感覚を掴んだ)
二戦目
早速GGGが攻めてきます。ララッタ。しかしこちらも早期にシダースを引き込めたので、この2枚がにらめっこになります。
どちらも攻撃用のカード。どちらが先にビートダウンするかの分岐点。
先に動いたのは相手。シダースを除去し、隣で1枚ブレイク。残り盾4。次ターンのドローで蒸解が来たため、toiaはシダースを主体とした「攻撃主体の戦術」から蒸解を主体とした「防御を主体とした戦術」に切り替えます。
さらにシャイニーを召喚。ララッタに反応しドロー。増えた手札から展開しつつ、盤面を除去していきます。
しかし、ここで相手は最適のタイミングで最適のカードをドローしました。
どんぱっちおじさんです。
手札がないためデメリットなしでの召喚になります。パワー8000。現状、蒸解が最高パワーであるtoiaはこの瞬間に負けを実感しました。
「どんぱっちであと2回攻撃されたら負ける。それに、このデッキには8000以上がいない」
まず間違いなく、負けます。
しかし同時に、負けない道も見えました。
「毎ターン2枚ずつ盾を増やせば、どんぱっちおじさんがいくら攻撃しても負けない」
これが勝利への絶対条件になります。
以降、toiaは常に手札を維持し、攻撃してきたどんぱっちに味方を自爆突撃させ、毎ターン2枚ずつ盾を増やしていきます。相手は手札が0のまま。
そして、幕切れは唐突に訪れました。
私のターンはじめドロー(こいざむらい効果)。
デーモンハンド。
どんぱっちおじさんが逝去。
そしてバトルゾーンにはクリーチャーが7体。ここは一旦ターンエンド。次ターンにギタローを召喚してのワンショットで勝利。
シダース主体の戦術を早期に切り捨てた思考の勝利になりました。
ステータス変動(二戦目終了時点)
体力50%(無理が災いして体力がなかなか回復せず)
思考力50↘35%(どんぱっちおじさんに持っていかれた。あれがなければもう少し維持できたのに…)
知見95%(ここまで絶十引かず)
準決勝
激戦を予想し、ここで思考力を使い切る準備をします。
相手はナチュラルゴデンジャーを有し、これまでの対戦で「ビックリーノ初不×スパークという、今回最も当たりが良かったであろうプレイヤー」を倒してきています。
初発はお互い動かず。
ツクっちょや水時計警戒です。マブルークやデンジャラストラップを含めた小さな小競り合いはあったものの、全体としてクリーチャーが少ない進行。
6ターン目。
直前に出したシャイニーがGo1によって除去されたためtoiaの場には何もなく、相手の場にはムシムシのんのん。
先に動いたのはtoia。この時点で手札に絶十・蒸解・遣宮使があり、マナカーブと合わせれば最高の状態です。
マブルーク絶十か、蒸解か。
ちょっと考えます。
そして思考の結果の選択は、絶十のみの召喚(こいざむらいが表向きで盾に)。
相手の除去を計算に入れ、囮としての絶十召喚でした。そして相手は欠かさず絶十を除去(ワイルドシールドクライマックス)。
ここでtoiaは、除去を見切ったと読み遣宮使召喚。7000ブロッカーWBに加え、攻撃しなければドローの圧力でタップキルを狙います。すでに相手はGo1使用済みで手札一枚しかない。遣唐使ドローも含めて、ここから蒸解に繋げればクリーチャー数でも優位になるはず。
しかし相手は、私よりも一枚上手でした。
残った一枚の手札から×スクラッパーを唱え、先ほど出したムシムシのんのんと遣唐使がバトル。7000が破壊されてしまいます。困るtoia。このままだとクリーチャー数が足りず、蒸解の意味がない。
しかし、タイミングよく防御カードが引けます。
ケイビノ裁徒。
蒸解がいない状態でも自らの能力で盾に移動してくれるカードです。これによって猶予を得たtoiaに対し、相手は手札がなくなってしまったため打つ手なし。
ここから、クリーチャーを増加させる勝負になります。
toia、渾身のコバンザ。
呪文を唱えてドローし、手札の呪文をクリーチャーに変換していきます。
ここでクリーチャー数が逆転(6対5)。蒸解の盾送り効果が発生します。
toiaはこいざむらいと破面が表向きで盾にくっついているものの、お互いまだ盾数そのものに変動なし。手に汗握るコントロール戦です。
ララッタでGGGを狙うtoiaに対し、相手はケイビノを召喚。
更にそれをタップで越えようとするtoiaのウラナーに対し、相手はイカリヤで反撃の体勢を整えます。まだtoiaは攻撃に移れない。
しかも相手は、追撃で「帰還の精霊シュマヌマージ」を召喚。10500ブロッカー。toiaは攻撃のタイミングを完全に失ってしまいます。
toia苦し紛れのザブンプルに対し、相手は引いたカードを温存しターンエンド(相手手札1枚)。
そしてついに。
トップデックでメギロンを引いたtoiaが攻勢に出ます。まずデーモンハンドで相手のシュマヌマージを破壊。さらにそのうえでメギロンを出して意思表示の上ターンエンド。
「次ターン、メギロンを含めたビートダウンです。メギロンが死ねばデーモンハンドが戻って良し、そうでなければジャストキル+1打点が通ってそれはそれでよし」
これは相手にも伝わりました。
相手の盤面にはクリーチャーが7体(5体からケイビノとイカリヤとシュマヌマージを召喚し、そこからシュマヌマージが破壊されたため)。対するtoiaの盤面にはクリーチャーが9体(6体からウラナーザブンプルメギロン。ララッタは元から存在していた)。
クリーチャー差を埋めつつ防御をするため、相手はハクヨンを召喚しターンエンド。相手クリーチャーは全てシングルブレイカー、しかも蒸解とケイビノの効果でフルアタックしても盾増加3枚に加え次ターンでのタップキルが待っているため防御のシフトです。
そしてtoia、乾坤一擲のフルアタック。
ララッタのGGGが発動しているため、toiaのWBは3体。対する相手のブロッカーは2体。攻撃参加可能が5体(全部で9体からケイビノとWBを抜いた数)。
ハクヨンで追加打点がブロックされるものの、ジャストキルです。
攻撃開始。一気に攻め込みます。初発の攻撃はケイビノが防ぎ盾6枚。更にダブルブレイク。ここが通ります。そして追撃で1枚ブレイク。
ここでsトリガー発動「すももんが」ですが、態勢に影響なし。クリーチャー数が変動(9対7)。
更にブレイクは続く。
そして、(Sトリガーからの防戦展開を考慮し最後まで攻撃せず残しておいた蒸解で)最後の盾をダブルブレイク。
Sトリガー!
ウイングアイ・マック!!
最後の攻撃クリーチャー(ザブンプル)がバトルで破壊されます。すかさずtoia宣言。
「蒸解効果発動。盾に移動しま…あれ?」
なんと、ここでクリーチャー数が同じに。
最初は9対7(先ほど出たハクヨンも含めれば9対8)だったのが、なぜか8vs8(註1)に。
「おかしい。ケイビノも破壊されているから1減っているはず…あっ」
すももんが。
すももんがでした。
破壊されるザブンプル。盾増えず。
ターンエンドするtoia。
この情況(註2)を分かりやすく説明すると、
「轟轟轟ブランドでtoiaの負け」
それだけです。
相手のドロー。
そして相手は、手札を公開して轟轟轟ブランドがないことを示し、toiaに手を差し出しました。
「ありがとうございました」
激戦。
いい戦いだった。
握手をしたふたりに残ったのは、この2つだけでした。
ステータス変動(準決勝終了時点)
体力50↘40%(体力を削り合う程の激戦)
思考力35→不明(激戦により測定不能に。次戦とんでもないミスをするかとんでもなく頭が回るかのどちらか)
知見100%(絶十を実際に使用したことでその特性を理解。これにより全カードの能力をひととおり頭に入れたことになる)
決勝
G突
→J飛(ここでGGG発動)
→ツクっちょ
負けました。
かつてない速さで。
GGGって…
なんなのでしょう…
準決勝の激戦が嘘みたいですね…
相手のかた、デッキのほとんどが低コストで、完全なGGGビートダウンでした。
あれはたぶん、100回やっても100回こちらが負けると思います。
無理です。
ステータス変動(決勝終了時点)
体力55%(GGGのせいでなぜか回復する体力)
思考力0%(GGGの前になすすべなく、まさに思考停止状態。ちなみにどう考えても突破は不可)
知見100%(GGGの危険性は事前に想定済)
隠しステータス変動
状況リスク125%(GGGの権化となるデッキが発生していた)
総括
準優勝でした。直近の準優勝は新1弾ですがあれは決勝階段卓崩れ準優勝だったので、完全な準優勝はRevF3弾まで遡りますね(カレーパンと反逆狼を0トリガーで唱えてダイナミック敗北した回)。
いやあしかし、GGGって、いったいなんだったのでしょうか…おそろしい…
準決勝の相手とは、「いつかまたどこかで再戦を」と誓い合ったので、それまでまた研鑽を続けようと思います。
ではまた。
註1…
toiaは9体からスタートし攻撃時ブロック相討ち破壊が一体で8、相手は8体からスタートしケイビノが死んで7ブロック相討ち破壊が一体で6、そこにすももんがとウイングアイマックが発生して8。
註2…
註1より相手の盤面8だが生き残ったブロッカーとツクっちょは攻撃参加不可のため実質攻撃可能6。toia盤面ケイビノがいるため実質盾6枚と同義。この状況を手札1枚のみで突破可能なクリーチャーは轟轟轟ブランドのみ。呪文だと時を御するブレインでも逆転可能だがその場合はジャストキルのためSトリガー(エッジかハクヨン)の危険があり勝利確定ではない。よって1枚で必ず勝利することができるのは轟轟轟ブランドのみ。一応複数枚であればJ飛&時を御するブレインなども考えられるが、そこはマナ色との相談になる。ちなみに相手の火マナは1のみのため時を御するブレインをトップデックで引かねばならなかったと推測される。火マナが2以上あればもっと負けの幅は広かったが意外と相手はマナが貯まっていなかったらしい。
すみません
おもいっきり笑いました(電車の中)