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コラム

シザー・アイは本当に最弱なのか

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皆さんは知っているだろうかー。

最弱と名高いこのカードを。

 

人は彼(もしくは彼女)の事をこう呼ぶー

 

シザー・アイと。

水文明の4コストパワー3000のゲル・フィッシュ。

それ以外を何も持たず、ただただ真っ白な能力欄は、真珠の輝きとまで評された(気がする)

 

能力なんてもってのほか、ただ一つの頼みの綱の種族ですらゲル・フィッシュである。そう、ゲル・フィッシュである。

これだけ種族サポートの多い今日、ゲル・フィッシュが種族サポートのカードは存在しない。最後の頼みの綱の種族ですら使い物にならないというあまりに可哀想なカードである。人はそのあまりに健気な姿に愛をみいだし、シザー・愛と呼んだ。

 

そんなこの4コス3000のバニラカード。だが少し待って欲しい。デュエル・マスターズ史上最弱のカードとまで言われるこのカードは本当に弱いのだろうか。実は我々の知らないだけでとても強いのではなかろうか。ここで、シザー・アイについて今一度考えてみよう。

 

まずはこのカードを見てほしい。

 

革命の水瓶というカードである。

このカードは革命ゼロトリガーを持っており、上手くいけばスパイラルゲート。ダイレクトアタックを阻止できる。

 

だが、

注目すべきはそこではない。

しっかりとテキストを読んでみよう。

自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが水のクリーチャーなら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

 

そうである。

この革命の水瓶は水のクリーチャーが捲れて初めて効果を発揮するのだ。水のクリーチャー「なら」という事は当然水のクリーチャーでなければ効果は発動しない。

 

もっと言えば、この革命の水瓶を使う上では、水のクリーチャーという条件を満たしていないカードは全て、水のクリーチャーであるカードよりも弱いと言える。

 

そして我らがシザー・アイはなんと!!!

 

水文明のクリーチャーである!!!!!

と言うことはつまりシザー・アイは水のクリーチャーという条件を満たしていない全てのカードよりも強いと言うことを意味する。

なんと言うことだ。シザー・アイは、最弱とまで謳われたシザー・アイはドギラゴン剣やレッドゾーンよりも強かったのである!!!

私はこの説を水瓶シザー・愛と言うことを提唱する。

だがこれでは水のクリーチャーならシザー・アイよりも強いカードは沢山ある。

そこで次に見てもらいたいカードはこれだ。

 

マツリダワッショイ

というカードである。なんとふざけたカード名であろうか。だがこのカードこそシザー・アイ最強説を裏付ける決定打になるカードだったのである。

 

その効果はコスト3以上のバニラの召喚コストを2少なくするというものだ。

勘のいい方はもうお気付きだろうがこの効果はバニラのコスト3以上のクリーチャーにしか発動しない

つまりこれで水文明内でのシザー・アイを凌ぐ者たちが大幅に死んだのである。

 

私はこの事をワッショイ・シザーアイという事を提唱する。

さてこれらの事からシザー・アイよりも強いのは3〜4コストの水のパワー3001以上のクリーチャーだけであると言う事になる。

最強とまではいかないがシザー・アイが相当上位のクリーチャーになったのは間違いない。

 

 

 

……わかっている…。

読者の皆様が拳を握って突っ込もうとしているのは。

流石に無茶苦茶だろうと言いたいんだろう。

 

私もわかっている。

 

だが、

流石に最弱とまでは言わなくても良いのではないか。最弱とは書いて字の如く最も弱い 

 

そう思った私はシザー・アイよりも弱いカードを探し続けた。

 

 

 

だが結局、完全にシザー・アイよりも弱いと断言できるカードは見つからなかった。

マンマル・カブトとか見るからに弱そうなカードでもシザー・アイの完全上位互換なのだ。

 

…まぁよく考えればもしシザーアイより弱いカードが見つかって良かったです唯一の存在価値である最弱という要素すら取ってしまっては本当に何も残らなくなってしまうのだが。

 

唯一の存在価値…?

ハッ!そうだ!

 

これでもシザー・アイはその弱さ故多くの者に愛され、リメイクだって出た。

本当に可愛そうなのは中途半端すぎて使われもせずネタにもされない、そういうカードなのではなかろうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。アメーバブログにて非公式デッキ開発部もやっていますのでよろしければ是非。

https://profile.ameba.jp/ameba/dekkikaihatubu

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コメント

コメント

  1. F より:

    不等号の向き逆じゃないですか?

    1. くらふと くらふと より:

      ぬぁっ!?(素で間違えた)
      直しときます…

  2. Toia Toia より:

    コメント失礼します。
    水瓶やワッショイの提唱がとても面白く、楽しく読ませていただきました。

    私はシザー愛者ではないのでその魅力と実力について伺いたいのですが、
    ・第二弾におけるトッキュー8での実用性
    は如何なものだったのでしょうか。

    見たところ
    ・水コモン唯一の単発3000、しかもクリティカルブレードにかからない非ブロッカー
    ・水ノーマルカードで三番目の高パワー(最も高いのは進化元必須のクリスタルランサー、次点で8マナのキングノーチラス)
    ・コモン帯のみの比較ならば5マナのガルザウルスよりも早く、トルネードホーンのような盤面依存もない。上位種にマグリス・レゾパコス・ギガスタンド
    という状態で、トッキュー8での運用を想定するならば最弱どころか水コモン唯一の汎用ミドルアタッカーな気がするのですが…
    シザーアイ→プラズマチェイサー→キングノーチラスという流れが水主体における辿り着ける理想のひとつな感じも…
    第二弾リミテッドにおいて最弱とは程遠い実力ではないでしょうか…?

    長文失礼しました。もしよければ最弱考証について検証の程、よろしくお願いいたします。

    1. くらふと くらふと より:

      コメントありがとうございます
      私は別段シザー・アイが好きとかいう事はなく、記事のネタとして取り上げただけなので実は全く詳しくはないのですが…
      その上で一個人の意見としてなら、第2弾という相当昔のカードですからどのカードも今ほどカードパワーは高くありません。(マナクライシスとか知らない)
      更にこの弾の目玉として新登場した進化クリーチャーは種族進化のものばかりです。通常なら強力な進化クリーチャーですがトッキュー8という状況下ではマナの文明と種族の合った進化元と進化後を全て引いてようやく使えるとても使いにくいものであったと思われます。その中でパック内でも割と低コストでそこそこのパワーのあるシザー・アイはトッキュー8では相当強かったのではないかと思われます

      1. Toia Toia より:

        返信ありがとうございます。

        リミテッド的には、まさに「シザー・アイは本当に最弱なのか」ですね。

  3. 匿名 より:

    ごめんなさい

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