toiaです。
toiaはよくフェス大会に足を運びます。さいわい、私の近くにはフェス大会を開いているお店が複数あります。
それで気付いたことなんですが、各フェスによって主要デッキタイプがばらついているんです。今回はそのフェス大会におけるデッキタイプについて考えてみようかなと思います。
※あくまで、私toiaの周りのフェス大会の話です。フェスは千差万別であることも先に記しておきます。これが絶対の法則ではありません。
1、ひとつ前のCS環境デッキが多い
これが私の感触の中でいちばんです。いま(記事時点)だと、
・ガロウズホールのところがゴクガロイザーになっただけの青黒ハンデス
・ガヨウ神なしあるいは1枚のジョーカーズ(ものによってはダンガンオー型も)
・ヘブンズロージアのところがサッヴァークになっただけのドロマーロージア
・リンネドギ剣
が多い印象です。正直、リンネドギ剣はけっこうびびりました。でも見てみたら結構多くて、「せっかく集めた超次元を使おう」ということなのでしょうか。だいたいここらへんは一回戦~二回戦で当たることになります。
2、勝つのは今の環境デッキやオリジナルデッキ
それでも勝つのは現行環境。例えば、
・ゴクガロイザーのみでなく、独自の形を模索したハンデス
・ガヨウ神フル投入ジョーカーズ(上記ハンデスと激戦になる)
・ドロマーの強みを活かして先鋭化したドロマーロージア
・バルチュリスドギ剣
とかでした。ここらへんになると準決勝・決勝レベルです。他にも、オリジナルデッキがかなり上がってきています。詳細は4で。
3、消えたレッドゾーン
バイク系が消えたんです。フェスから。
・各色レッドゾーン
・デッドゾーン
・ドルマゲドン
全て、いなくなってしまいました。なぜなのでしょうか。toiaの個人的な予想としては
・レッドゾーンの再録によりデッキそのものの希少性が薄れ、陳腐化して唯一性を見つけられなくなったこと
・軽く3枚ほどブレイクすると返しにジョジョジョマキシマムガンバトラーが突っ込んでくること
・2ブロック構築への拡張性がないこと(轟く侵略レッドゾーン、実は2ブロックで使えるらしいとの噂も…)
・仙人モードの修行中(バイク仙人的な意味で)
あたりが原因かなと思っています。
4、オリジナルデッキや個人の愛着あるデッキが上位に来る時代へ
そして、最近のフェスに関してはオリジナルデッキ・個人が愛着を持って使っているデッキが上位に来る状態なのかなというところを見て、終わりにしたいと思います。おそらく、フェス環境のメタゲームがそれを実現しつつあるのではないでしょうか。
最後に、今のフェス環境まとめです。シナジールートっぽくしておくので、お近くのフェス環境がいま何番あたりなのか確認するのにお使いください。必ずしも数字通りの順番に進むとは限りません。新カードが出れば数字が吹っ飛ぶなんてことも往々にしてありえます。
①、現行のCS環境デッキと前のCS環境デッキが混在している(一回戦から二回戦で当たるのは前のCS環境デッキ、準決勝や決勝で当たるのは今のCS環境デッキ)
②、全てを網羅・対策することが実質不可能なフェス環境が醸成される(メタカードを思いっきり積んで行ったらモルトNEXTに横を突破されるなんてこともしばしば)
→個人のデッキタイプへの習熟度や細かなプレイングスキルと構築センスが問われるフェス環境の発生
③、オリジナルデッキや愛着デッキが上位に来る
→それらが多い特殊なフェス環境が醸成され、メタをくらった最近のCS系列デッキが駆逐されはじめる
④、最近のCS系列デッキに頭を抑えつけられていた少し前のCS環境デッキが上位に食い込みはじめる
→メタ読みが複雑化し、直近のCSデッキをメタろうとしていたオリジナルデッキや愛着デッキが徐々に倒されていく
⑤、フェス環境が安定。階層分化が発生し、一回戦・二回戦で当たるデッキタイプと準決勝・決勝で当たるデッキタイプに二分されていく
→①に戻る
ではまた。
場所によっては「右も左もジョーカーズとドギ剣だらけ」とか「全体的にシャコシャコ状態」とかも見受けられます。一見つまらなそうに見えますが、対策しやすい「上位に上がりやすい大会」であることもまた確かです。あとは「2ブロックから派生してきた卍やジョットガンジョーカーズの多いフェス環境」も発生しているようです。いろいろありますが、やはりtoiaが個人的に一番面白いと感じるのは「オリジナルデッキと愛着デッキが鎬を削り合う、今のCS環境デッキが徹底的に駆逐されるフェス環境」です。上記ルートの③ですね。CSとフェスが違うイベントなのだとつくづく思い知らされます。